40代男性の婚活体験談に学ぶ!婚活の成功法!

こんにちは。婚活アドバイザーの石川瞳です。
新緑が目に鮮やかな季節となり、もう街には半袖姿も見られるようになってきました。

本日は、私がKさんから聞いた婚活成功体験談を先に紹介していこうと思います。

Q:婚活期間はどれくらいですか?

A:一年半です。そのうちの一年は、ほとんど失敗と反省の繰り返しでした。

Q:失敗と反省を繰り返していた、というのは?また、どのような婚活方法を選びました?

A:初対面の女性に、自分をよく見せようとばかりしていたことですね。もうそれしか考えてませんでした!(笑)

女性にアプローチをするときも、理想と現実が曖昧というか・・・。気付けば容姿優先での相手探しをしていましたね。

私は、男子校だったこともありますが、今の職場にも女性が身近にいないので、まず、扱いに慣れていないのです。
目が合えば緊張もするし、なにを話したらいいか分からないし・・・。結局アプローチがうまくいかず、また婚活をする、その繰り返しです。
自分から傷つきにいくようなものですよね。
モデルのような女性や、一回り以上年齢が離れている女性にアプローチしたり、初デートに無理をして3万以上のお寿司に連れて行ったり・・・。

婚活パーティーも行きましたし、婚活サイトも試してみました。
婚活は、それなりにお金と時間は掛かりますが、結婚相談所に入会をしてからは早かったですね。
出会いの効率に比例して費用も上がるイメージです。
自分に合う女性探し、初対面がお見合い、すぐに相談できる仲介人というのを武器に、無事に婚活を終えました。
皆さん、明けない夜はないですよ!(笑)

実際に婚活を経験されて、現在はその努力が実りご結婚されているKさん。
それでは、どのようにして婚活成功されたのでしょう?

“初めに自分をさらけ出す”

恋愛経験が浅く、婚活も初めて。初対面の女性との会話にも苦労をし、初デートもうまくいかなかった1番の理由を聞いたところ「そんな自分を恥ずかしいと思ってしまい、本当の自分をさらけ出すことが出来なかった」と、お話してくださいました。

「色々知らないと恥ずかしい(女性との会話、デート、食事場所)、女性の扱いに慣れていないと変に思われてしまうかも・・・」

そんなことで頭がいっぱいで、ぶっきらぼうに見えていたかもしれません。と、おっしゃっていました。

なんだか光景が目に浮かぶようですよね(笑)
シャイな男性は照れからくる表情の緊張で、笑顔が出にくいのです。

自分を”よく見せたい”、”好かれたい”と思うあまりに、無理をしたアピールをしてしまうことが、結果的に良い結果に繋がらなかったようです。

~欠点を長所に変える自己紹介~

Kさんはある日、まずは自分のことを相手にそのまま伝えよう!それでダメなら縁がなかったんだ!と作戦を変えてみたそうです。

「初めまして〇〇です。すみません!実はこういった経験が少ないのでとても緊張していますが、今日はよろしくお願いします!」

と、誠意をもってお相手の女性に自分をさらけ出した自己紹介をKさんはしたのだそうです。

私は、この自己紹介の仕方にすごく好感が持てました。年上の男性に失礼ですが、かわいらしくもあり、誠実だなと素直に感じました。それと同時に潔さを感じると言いますか、はっきりと伝えることで誠実な方という印象にも繋がります。
そして、「経験が少ない」という言葉は嫌な気持ちよりも、女性は安心感に変わると思います。

気負わずに自然体な自己紹介というのは、婚活に限らず、とても好印象です。
なんだか、お相手も笑顔で「私も緊張していますよ」とほがらかな雰囲気から会話を始められそうですね。

“恋愛は加点方式”

初めてのデートで無理をして完璧に女性のエスコートをしてしまうと、無理をした完璧を続けなければなりません。
常に気を遣って、最高の時間をエスコートすることは続かないばかりではなく、求められることのレベルが自然と高くなり、そこから先のデートは徐々に減点方式とおっしゃっていました。

この発言には「…なるほど、確かに!」と、私も自然と自分自身のことを思い返して、深く頷いてしまいました(笑)

もちろん、相手に好かれたいという想いからですが、初めから無理をすると続かないばかりか、自分のハードルを上げてしまいます。
そして、至らない所がふとした瞬間に出ると、がっかりされる・・・までは言い過ぎかも知れませんが、確かにそのような雰囲気になりかねません。

「デキる男を目指したり、努力したりすることは必要だけど、デキる男を演じるのは違う」
婚活をして、失敗と反省を繰り返していたというKさんの言葉には、妙に納得できる言葉の重みを感じました。

男としてのプライドもあるけれど、多少我慢してでも自分は完璧にはできないということを理解して低いところから始めるのだそうです。
そこからは相手への努力や思いやり、気遣い、優しさすべてが加点になっていくのだそうです。
確かに慣れていないのに、喜ばせようとお店を調べてくれることや、さりげない気遣いでスッと車道側を歩いたり、ドアを開けてくれたりしたら嬉しいです!

デートってどんなところでしたらいいのか、いつ誘ったらいいのか、どんな場所が楽しんでもらえるのか様々なことを悩みますよね。
しかし、完璧を求めている女性は案外少ないものです。

なぜなら、あるアンケート調査によると「恋愛経験が多い男性」に比べ「恋愛経験が少ない男性」と付き合いたいと回答した女性が、約8割もいるからです。
ふたりで色々な事を経験していける初々しさと、色んなことで喜んでもらえそうで新鮮だからという回答理由でした。

“最低限のマナーには加点も減点もない”

気を付けたい部分は常識や道徳は当たり前ということ。
いくら女性経験が少ないからと言っても、身だしなみを整えることは“最低限のマナー”として気を付けなければならないし、食事のマナーに関しても当たり前に身につけておく必要はあるとおっしゃっていました。

1人暮らしが長くてついつい癖のようになってしまっている、自分では気付いていないかもしれない食事のマナーに関して、デートの前に見直してみることが大切なようですね。
自分を飾ることと、最低限のマナーは別です。これは常識なのだという認識を持つことが、お相手を不快にさせない為の当たり前の行動に繋がるというお話でした。

~婚活成功とは己を知る事~

Kさんが最後におっしゃっていた「己を知る事!」という言葉がとても印象的でした。
婚活を始めると、今までの人生では知り合わなかったような方も中には当然いるそうです。そして、今までの出会いとは違って、相手のプロフィールもある程度は事前に知ることができます。しかし、それを高望みに繋げてしまうのは別で、そのアプローチを失敗とするのも違うとおっしゃっていました。

まずは、自分をよく理解した方が婚活はうまくいくということでした。
その為には己を知り、初めにさらけ出すことでKさんは現在の幸せを手に入れたということでした。
「己を知る」までは、試行錯誤を繰り返していたという婚活のお話は、非常に興味深く、参考になるお話だったのではないでしょうか。皆さんにも婚活成功を是非引き寄せて欲しいです。