婚活男性は正しい歯のケアで”素敵な笑顔”を手に入れよう!
こんにちは。婚活アドバイザーの石川瞳です。
春眠暁を覚えずとありますとおり、つい朝寝坊を重ねてしまうこの頃です。春めいたうららかな日和が続いていますね。
さて、本日は”素敵な笑顔”です。
「初めまして、〇〇です!」と、ニコッと笑った素敵な笑顔には、白くて清潔な歯が似合いますよね♪
その素敵な笑顔の為に、是非知っておいて欲しい正しい歯のケアについてを紹介していきます。
私は、以前就いていた職業が歯科ということもあり、老若男女問わず口腔内を拝見した人数は数え切れない程です。
その経験から言える事は、歯に関して意識が高い方と低い方にはっきり分かれているということです。
意識が低いと日々のケアを怠りがちになってしまいます。
その結果、白くてキレイな歯からは遠ざかっていくのですが、これが非常にもったいないです。
なぜなら、どんなに容姿端麗な方でも、笑った時に歯が黄ばんでいたり、虫歯で黒くなっていたり、治療をしていなくて歯が一本欠けていたりしては、第一印象から大きくつまづいてしまいます。
テレビや雑誌など、表舞台で活躍している方たちの歯がキレイなのは皆さんもご存知かと思いますが、白くてキレイな歯は清潔感を与え、好感度に直結します。また、なによりも健康的で「きちんとした人」という信頼も与えます。
歯が汚い理由で恋愛対象から外れる可能性がある
どんなに容姿が整っていたとしても、笑った時に見える歯が汚いとすべてを台無しにしてしまいます。
また、歯のケアが行き届いていないことは、確実に『口臭の原因』にもなります。
婚活アドバイザーを始めてから、
「素敵な方だなと思っていたのに、近くで見たらなんだか歯が汚くてげんなり。その人と今後キスをすることが想像できなかったから恋愛に進むことを諦めました。」
というお話を実際に聞いたことがあります。
歯科経験がある私が、歯のケアが不十分な方に残念だと思うのは職業病かと思っていましたが、一般的に歯の綺麗さは恋愛対象の判断基準に入っているのです。
雑誌やインターネット上で度々調査されている、モテる男性の要素に“キレイな白い歯”がランキングされているのはそういった事からでしょう。
そして“キレイな白い歯”がモテる男性の要素に選ばれている理由は、清潔な印象、爽やかな印象、洗練された印象を与え、自己管理が行き届いている自立した男性に見えるからということでした。
それほどキレイな歯は男性への魅力に繋がるのです。
歯のケアを怠ることで引き起こされるトラブルとは?
歯のケアとは何を指しているかといいますと「口腔内を清潔に保つ」ことです。
歯ブラシ、マウスウォッシュ、デンタルフロス(糸ようじ)を使用することでセルフケアをすることが出来ます。
では、なぜ歯のケアを怠るとトラブルに繋がるのでしょう。
ご存知な方もいると思いますが、口の中は細菌だらけなのです。
ほとんど歯を磨かない方は、1兆個細菌が住み着いていると言われています。また、細菌は唾液の持つ自浄作用により洗い流せることが出来ますが、加齢によりどんどん唾液量は減少していきます。
歯を舌で触ったときにネバネバして歯垢が付着している状態は、排水溝や三角コーナーのネバネバと同じ構造という研究結果もあります。
このネバネバがずばり口臭の原因です!
歯肉(歯茎)に付着している歯垢(=細菌の塊)は歯周病を引き起こします。歯周病とは歯を支えている土台の骨をどんどん溶かしていくので、歯が最終的に抜け落ちてしまいます。歯を失う最大の原因は虫歯ではなく実は歯周病なのです。細菌が増殖することで歯質や土台の骨を溶かしてしまうので、虫歯にもなります。虫歯も進行すればするほど悪臭を放ちます。歯周病の方も同様です。
少々難しく進めてしまったかもしれませんが、簡単に説明しますと・・・
歯垢=細菌→トラブルの元(虫歯、歯周病)→口臭を引き起こす→不潔
しかし、これらは正しい歯ブラシでのケアで予防することができます。そして歯ブラシでしか歯垢は落とせませんので、清潔な口内環境を手に入れる為のポイントを紹介します。
歯ブラシ選びのポイント
・毛が平らな形状のもの
山のようにギザギザしている形状の毛がついている歯ブラシは歯に当てると毛先が寝てしまい、歯垢が落ちにくいです。毛が平らな形状の歯ブラシの方が歯と歯茎に直角にしっかりと当てる事が出来るので、歯垢を落としやすいですよ。
・毛の硬さは「普通」を選ぶ
硬め、普通、柔らかめと三種類に分けられて販売されていますね。硬めは毛が硬い分に歯や歯茎にダメージを与えてしまう恐れがあるので、歯科ではあまりおすすめしていませんでした。痛いと感じる硬さは本当に歯茎を傷つけているので避けましょう。
柔らかめで毛先が細い歯ブラシは歯の歯垢を除去するよりも、本来すでに歯茎が炎症を起こしている方におすすめしているものです。そしてこちらも毛先が寝てしまうので歯垢が落ちにくいです。
・ヘッドの大きさは「小さめ」を選ぶ
歯ブラシのヘッドが大きいとしっかり奥まで届いていないことがあります。歯の表面は磨きやすいのですが、歯の裏側(舌にあたっている部分)や奥歯を磨くのには適していないので歯垢が残ってしまいます。
上記のポイントを押さえた歯ブラシを紹介します。
サンスターのGUM・デンタルブラシ#166です。値段300円(税抜き)
こちらは実際に私も使用している商品になりますが、ドラッグストアで手に入りますし、小さいヘッドで磨きやすいのが特徴です。歯磨きに適したポイントが全て揃っています。また、歯科医院にも歯ブラシは置いてありますので、歯科に行った際に、先生に相談をしてご自分の口内環境に合った歯ブラシを購入することもおすすめです。歯科推奨のものを使用しておけば間違いないです。
歯ブラシの交換は基本的に毛先が開いてきたら行ってください。
分かりやすい目安としては、裏返したときに歯ブラシの背から毛の広がりが見えていたら交換時です。一ヶ月に一回は歯ブラシの交換を進めているので、早い段階で毛先が開いたら磨く力が強すぎているということです。
歯磨きの仕方
それでは歯ブラシ指導というのを3年間行ってきた私が、大半の方に当てはまる事をNGポイントとして紹介した後に、アドバイスを紹介します。
“歯を磨く力が強すぎる”
指導に入る前に普段のように歯磨きをして貰いますが、見ていると大半の方が手をグーの形にして歯ブラシを強く握って大きく大きくゴシゴシと動かします。一気に奥歯から前歯に向かって歯5本分ほどストロークを大きく磨いてしまう方が多いです。しかし、これだと歯と歯の間が磨けません。また強い力により、歯や歯茎にダメージを与えてしまいます。
~アドバイス~
まずは歯ブラシの持ち方を改善することが効果抜群のポイントです!人差し指と親指を使って鉛筆を持つように歯ブラシを持ちましょう。余計な力が入りにくくなります。また、小回りが利く持ち方でもあるので歯を一本一本磨くように毛先を使って小さく動かしましょう。
“時間が短い”
こちらも見ていると、2~3分カシャカシャっと磨いて口をゆすいで終わりました!という方が多かったです。
皆さんは普段、歯磨き粉を使用して歯ブラシをされますよね。
その歯磨き粉のすっきりした感じで歯磨きが出来たと錯覚してしまいます。
歯磨きの時間は、10分~15分かけて磨いて欲しいです。
歯は、親知らずを抜かして28本生えていますので丁寧に磨くと結構時間はかかるものですよ。
~アドバイス~
まずは食事の後に歯を磨く習慣を付けましょう。
食事をした後に、こまめに歯を磨いていたらじっくり磨くのは寝る前だけでも大丈夫です。
そしておすすめは「ながら磨き」です!
「ながら磨き」とは、テレビを見ながら磨く、お風呂に入りながら磨くという、何かをしながら磨くという意味です。
必然的に歯磨きに時間をかけられます。
歯磨き粉を使わなくてもいいので、歯垢をしっかり落とす事に意識を向けましょう。
最後にすっきり感が欲しい時は、仕上げに使用するか、マウスウォッシュで口をゆすいでくださいね。
最後に
日々のセルフケアをしていても100%歯垢の除去は出来ないものです。
自分で取りきれなった歯垢は、48時間で歯石になると言われています。
歯石になってしまうと、歯ブラシでは除去することが出来ないので、歯科に最近行ってない方は一度お掃除してもらうのもいいですね。
また普段の食事や飲み物から付着した色素(ステイン)も綺麗に取ってくれますよ。
ご自身の為に歯のケアを日々意識的に行う事で、綺麗な歯と素敵な笑顔を手に入れることができます。
是非、婚活をそんな素敵な笑顔で充実させてくださいね♪